春彼岸の中日は冬のような天気でした

本堂における読経回向の風景
本堂における読経回向の風景

春の彼岸の中日にあたる「春分の日」の3月21日(金曜日)恒例の春彼岸法要が無事開催されました。

この日の天気は、予報通り発達した低気圧が東北太平洋沿岸から北海道の東へ抜け、全国各地で荒れ模様となった。前日まで、東京・横浜でソメイヨシノの開花宣言や高知でも全国トップを切って同じソメイヨシノの満開のニュースが聞かれた。しかし春分というのに寒気の影響で日中気温は上がらず真冬並みの寒さだった。

それにも拘わらず徳光院墓地には、早朝から大勢の家族連れが訪れ、先祖供養でにぎわった。

考えてみれば、お墓参りを通して久々に家族や親族が集まり、近況報告は勿論、電話やメールで伝えられなっかったこと等互いに話せる機会となる。

これまでに祖先や先達への『お蔭様の心』『命の繋がり』を感じた人も多かったことでしょう。「お彼岸にお墓参りする」という文化があるのは日本だけのようだ。今後とも「お墓参り」という文化を大切にしたいものです。

ところで、お彼岸は毎年「春分の日」「秋分の日」を中日として前後3日間を含めて7日間を指すが、この両日は何年も前から決まっているわけではない。日本の祝日として、毎年国立天門台が作成する「暦象年表」に基づいて、前年の1月に閣議で審議・決定され、2月Ⅰ日に発表される官報により公示され正式に決定されるのです。

 

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