「お盆施餓鬼会」が営まれました

連日猛暑日が続いています。花火や盆踊り、夏祭りとまさに夏一色となり、今年もお盆の時期となりました。本日8月6日(土曜日)は、広島に原爆が投下されて71年目の記念日でもありますが、毎年のことながらこの日は、当院の重要な年中行事である「お盆施餓鬼会」の開催日であり、久しぶりに境内は多数の参会者で大変にぎわいました。

本堂の建物周囲は五色の旗や幕で飾られ、本堂の正面南側に施餓鬼棚が作られ、その上に「新盆の戒名」が書き記された位牌などを置き、五色の施餓鬼旗を立てて法要は厳粛に営まれました。

五色とは、青、黄、赤、白、黒で、青の代わりは緑、黒の変わりは紫が使われます。仏教における如来の精神や智慧をあらわすといわれています。

突然、頭上で「ジー・ジッジジ」という蝉の鳴き声がした。本堂の軒先に突き出た施餓鬼棚に飾られ竹笹を掠めるように飛び去る油蝉の行き先には、真夏の太陽と青空がまぶしく輝いていたのが大変印象的でした。

大圓山 徳光院

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