恒例の春彼岸法要が、平成29年3月20日(月曜日・春分の日)に厳粛に執り行われました。今春も好天に恵まれ、大勢の参詣者が集い、墓地祭祀ならびに本堂読経回向は大変賑わいました。
寒い時期が続くと春彼岸到来にも気づかず、外出すら面倒になりがちです。お彼岸やお盆など日本伝統の風俗習慣が、まだまだ息づいていることは幸いです。こうした節目は何時までも大切にしたいものです。
昨年3月に着工した開山堂の改修工事が完工間近となり、新装成ったその美しい姿を思いもかけず観せてくれました。
思えば平成7年1月17日の阪神淡路大震災被害により、頂上が折れたままだった開山堂の屋根の宝珠も立派に取り戻した。新しくなって何故か創建当時(大正8年に川崎芳太郎によって寄進され建立)の勇壮、重厚な姿が蘇った感がして少なからず感慨深い思いがいたしました。
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