暑中お見舞いを申し上げます。
平成29年8月6日(日曜日)午前10時より、恒例『お盆施餓鬼会』が厳粛に執り行はれました。すでに午前9時には、気温31℃、湿度75%と、神戸の熱中症指数は危険水域に達していたにも拘らず、本堂の会場は参詣者で埋め尽くされるほどの盛況でした。
今年も梅雨入り以降、集中豪雨による土砂災害があいつぎ、「猛暑」」と「不順」で多数の犠牲者がでました。
ご存知の通り、施餓鬼法要はお盆の時期に行なわれ、亡くなった先祖や家族の供養を行うと同時に、こうした不特定多数の不幸な方々など全ての仏様(霊)のために心を込めて供養することもまた大きな目標の一つでもあり、お寺も大変力を入れて行っている仏教行事であります。
明日8月7日は、暦の上では早や「立秋」で、秋の気配が感じられるとされますが、暑さの頂点でもあり、この夏はまだまだ猛暑が続きそうです。この時期に秋とは大変違和感を持ってしまいますが、この暑さもやがて一段落して、暑さが恋しく感じられる時期がやってくることでしょう。
(フロントの写真は当日の徳光院の空を撮影したものです。夏の入道雲から秋の鱗雲といいますが、この夏空に秋は少しは感じられるでしょうか。)