令和3年3月20日(土曜日・春分の日)新型コロナウイルスの流行が長びく中、恒例の春彼岸会法要が執り行われました。
本堂における読経回向は、三密を防ぐため感染防止対策が取られているとはいえ、さすが出席者は少人数でしたが、屋外の墓地各塋地巡詣には、多数の檀信徒が訪れ大変賑わいました。
家族ずれが多く、花や念珠を手にして、墓前に線香を手向け、故人や先祖に思いを寄せておられました。
今年の桜の開花は全国的に例年以上に早く、当墓苑の大桜もほぼ満開に近く、春本番の風情が感じられ、思いもよらずコロナ禍の生き苦しさや心の不調を癒してくれるように思われました。