新緑の五月最後の日曜日である昨日28日午前10時より徳光院護持会総会が開かれました。この三年間コロナ禍で中断された後、久しぶりの総会でしたが、未だに影響が残るのか少数の出席者ではありましたが大変和やかな総会でした。
総会は、昨年度の庶務報告に始まって、今年の記念行事として趣向を変えて、会員に写経を身近に感じていただく為、元勝和尚の指導のもと『筆ペン写経』が行われました。
開け放たれた本堂から初夏の初々しい若葉の緑を見晴らしながら約一時間かけて、徳光院オリジナルの薄墨のなぞりタイプの般若心経を出席者各位は祈願を込めて謹写し納めさせていただきました。
引き続き開山・開基及び会員物故者、会員各家累代の追悼法要をささげて総会は締められた後、斎座(懇親会)に移り京都の精進料理を出席者全員で満喫いたしました。
さて、梅雨入りが間近とはいえ、これからは本格的な夏へ向けた準備の時期です。そして輝く太陽の光をいっぱいに浴びてあらゆる生命がぐんぐん成長して行く季節でもあります。
コロナ禍も一段落した現在,本年度は年中行事である法要はもちろんのこと、定例行事の座禅『味道会』や写経『空心会』も同様、今後とも定例通り開催していますので是非ご出席ご参加頂きます様ご案内申し上げます。