連日気温は35度を超す猛暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今月8月6日(日曜日)午前10時より時鍾と太鼓の音が開始の合図となって、恒例の盂蘭盆山門大施餓鬼会が厳粛に執り行われました。
永らくの間新型コロナウィルス禍の為開催中止を余儀なくされてきた夏の風物詩である七夕祭りや花火大会の開幕が、今夏は各地で見られ、多くの市民や観光客が繰り出し、漸く街には活気が戻りつつあります。
当山の法会においても、連日の猛暑に拘わらず、久しぶりに大勢の参列者で賑わいました。毎年のことながら、このお盆時期に行われる施餓鬼法要は、その儀式を通してご先祖様をはじめ有縁無縁の生命に生かされていることに感謝し、慈悲の心に祈る期間ともなっています。
本堂に設けられた精霊棚に向かって静かに手を合わせ、米と水を供えて全員で読経を致しました。