新緑の候、皆様お元気でお過ごしのことと存じます。平素は何かと護持会発展の為、ご支援を賜り誠にありがとございます。
さて、一昨日25日10時より令和7年度徳光院護持会総会が開かれました。昨年度の庶務報告や恒例の記念行事等の山内動静に続き、永年の懸案だった「稲荷宮修理及び周辺整備工事」完了の報告が行われました。総会終了後は、午前11時より改修により装い新たになった稲荷宮前に、関係者はじめ信者の方々も出席し、修理完成の落慶法要が執り行われました。
この度の稲荷宮の改修は、皆様のご支援の下、遡ること昭和9年3月に稲荷宮が本院に移築されて以降約90年を経て、久しぶりの本格的な改修工事となった次第です。
ご存知のように、稲荷神社は神仏習合思想のもと、古来江戸時代以前から、仏教における十一面観音や聖観音を本地仏とされるとともに、多くの仏教寺院でも祀られてまいりました。
本院の五社稲荷明神の御祭神「宇迦之御魂神(うかのみたま)」は、穀物の神としてだけでなく、農業や商工業の神として厚く信仰され、現在でも五穀豊穣、商売繁盛、家内安全等々の守護神として崇敬されています。
ご来院の節には是非ともお詣り下さるようご案内申し上げます。